janoti31のひとりごと日記

すべては奇跡、偶然なき必然

夢の中の記憶 その2

 

気が付くとある建物の屋上にいた。周りを見わたすと人がいっぱいですこし戸惑って

いると男に声をかけられた。よお。とだけ聞こえた。顔はよく見えない。モヤが

かかっていて凝視してもわからない。どうやら向こうはわたしを認識しているようだ。

 

もうひとり来るからちょっと待とうかと言ったので、うなずいて視線を相手から

切った。右を向くと遠目に海岸か砂浜らしきものが薄っすらと見えている。建物の

高さは4階か5階と言ったところだろうか。下をのぞいて見ると小さな通りがあり

明かりが煌々と付いている。それが光の筋となって向こう奥へと続いていく。

 

空を見上げると夕暮れが近い紫色の空。真っ暗ではなく。多少は明るい。わたしが

いる周りは相変わらず人がいっぱいで、雰囲気はバイキングか酒場のような場所。

ここに来るのは初めてかい?とさっきの男に声をかけられたので、うん初めてだよ

と答えた、その男の後ろで2人連れの若い女性の声が聞こえ、その男とともにむこう

に遠ざかっていった。いつまで待たされるんだろうかと、少しうんざりしてその場に

腰を下ろす、幸い季節は夏のようで寒さも暑さも感じない。時計を見てみると午後

の6時前と言ったところ。どこかに行くかも分からないが妙に呑気な気分で時間を

潰している。

 

しばらく時間が経っただろうか、さっきの男がこちらに戻ってきたので、いつまで

待つの?って声をかけたら、男は時計を見ていけねえ!こんな時間だわ!と言い

その場から消えた。おいおいわたしを置いてどこへ行くんだよ。待てと言ったのは

あんただろうが。時計を見ると午後7時23分。さっきまでたくさん居た人もいつ

の間にか陰も形もなくなって、あるのは煌々と付いた明かりだけ。

 

ひとりポツンとその場に残されてどうしようかと思った瞬間に覚醒した。

なんか食べ物か飲み物を注文しとけば良かったかな。