janoti31のひとりごと日記

すべては奇跡、偶然なき必然

異世界転生コミックはまるで

最近少し異世界転生コミックを

つまみ食いしているが、RPG

世界をそのまま絵に落とし込んだ

ような話になっているのが多い。

 

その中で試行錯誤しながら仲間と

出会い、魔物や敵を倒し、レベル

アップして行動範囲を広げていく話。

 

魔物やモンスターという実在しない

敵と戦うにあたって話の解釈が好き

にできるため。場面の調節がしやすい

かなと思った。それは良いのだが

生き残るサバイバルと言う話をシビアに

振ってしまうと話が重く展開も鈍く

なってしまうため、主人公はたいがい

ものすごい幸運かそれを補うスキルや

超能力を持つ。

 

そいう点ではアメリカ映画風か

昼のドラマ風なつくり雰囲気とも

思う。バッドエンドにならない

一抹の安心感を底に湛えつつ話が

進んでいく、そこまで底が堅いと

サバイバルではなくハプニングに

なってしまうのだが。

 

または小さな閉じられた箱庭の

ような世界において主人公は

読む人の憑依する器、感情移入

する分身であるから、壊れては

いけないゲートの存在とも言える。

いや主人公の思う世界やその纏う

雰囲気が世界の空気そのままの

空気になるから、主人公イコール

世界の基準点とも鏡とも思う。

 

とか言いつつ読みやすい作品

ばっか読んでるのは否めない

ような気もする。でもコミックに

限らず映画や小説でも印象に

残るのは終わりが悲しい話や

主人公が死ぬ話消える話。

 

頂や絶頂と言うゴールは続かない。

一瞬の区切りだから、本を読むこと

は現実逃避と内省。良い終わり方や

爽快かつ痛快な展開は現実が辛い

世界の裏返し。でもうまく行き

過ぎる話は有りえないって思って

理不尽な厳しい話は読めにくいし

書きにくいんだろうなとも思う。

 

だからコミックも小説も無くならない。

この世界が生きづらい理不尽な世界

である限り。その世界は理不尽さで

保たれているのだが。