とうとうこの日がやって来てしまったかと
言う感じ。球団の特別補佐というタイトルを
貰っての終身契約。確か元ヤンキースの松井
秀喜もGM特別補佐とかだったような、似た
ような感じですね。
ドライな契約社会だけど、あまりにも功績が凄い
から本人もそうだけど、周囲や地元のファンや
コミュニティに配慮しての持って行き方かなと思う。
殿堂級の選手でも引退してから終身契約でアドバイザー
や補佐と言った名誉職や大使職に誰でもなっている
訳ではないので単純に凄い事だと言える。
こいう職は人柄重視で成績凄くても性格や素行が荒い
人間はまずなれないと思うので。
普通の会社で言えば、職場でのポストやタイトルが
なくなって名前だけ残ってるような感じだろうか。
近い物で言うとアレックス・ロドリゲスやF1の
そのままフェードアウトリタイアしたような感じ
だろうか。しかし本人の意向があれば試合にスポット
で復帰できるオプションが付いているそうだ。
今から17年前の開幕戦でティム・ハドソンと対戦して
から、あっという間だったような気がします。
メジャーリーグがパワー全盛の時期にスピードと
アベレージ、ディフェンスを売りにして一迅の風を
吹かせたことは確かだと思います。
時は少しへえ~って思ったのを思い出します。
今では珍しくなくなった、苗字ではなく名前の選手
登録のはしりだったとも言えるのかな。
ケン・グリフィーJrに憧れて打法が似ていた時期も
あった。パワーじゃなくて角度の問題でホームランを
打てるような話も聞いたことがある。角度の問題とか
それって最近流行りのフライボール理論を早くから
見抜いてたことになる。野球の探究者ってのに納得。
大谷翔平とはすれ違いで終わってしまったけど。彼ほど
の存在はそうは簡単には出てこないかな。今年の残り試合
引退ツアー状態になるのだろうか。いや引退とは言って
無いからお疲れ様は無しで、暗黙の了解で今まで
ありがとう。拍手されて送り出されていくんだろうな。
派手に去るよりは静かに去りたいのが彼の本望であろうし。
まあ外野がとやかく言うことではないですね。
誰もが歳を取る、光り輝く時間はあまりにも短い。
しかし信じられないひとりの選手が居たってことは忘れない。